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Chapitre.31「最後の攻防」
Chapitre.31「最後の攻防」
とっさに小狼がさくらをかばった!
短刀が小狼の肩をかすめたものの、見事さくらを救出した。
しかし一難去ってまた一難、突然城が揺れたかと思うと、部屋の壁が壊れ大量の水が入ってきた!
川の水を長時間止めたままにしていた為、もともと古かった装置にガタがきたらしい。
水圧に耐えられなくなった壁が崩壊し、小狼とさくらの行く手が塞がれてしまった。
小狼は黒鋼とファイ、そして町の人たちに子供たちを連れて先に城から出るように言った。
黒鋼とファイは、小狼の「必ず城から出ます」という言葉を信じ、町の人たちと脱出を始める。
一方小狼は回り道をして城の見取り図に書いてあった隠し扉から地上に出ようと試みるが、
またまた水圧で壁が崩れ、出口が塞がれてしまった。
そこにカイルも追いつき、絶体絶命かと思われた時、さくらの元に再びエメロード姫が現れる。
エメロード姫から書物にも載っていない隠し扉の存在を聞くと、間一髪崩れる城から脱出した!
カイルは追ってこない・・・どうやら城と運命を共にしたようだ。
何とか先に脱出した黒鋼とファイに合流すると、エメロード姫が子供たちを助けたお礼を言いにきた。
そして・・エメロード姫はこう言った。
「気をつけて・・・誰かがずっと貴方達を視ている」
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