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Chapitre.30「幻の御伽」
Chapitre.30「幻の御伽」
さくらの目の前に突如金の髪の姫・エメロード姫が現れた。
エメロード姫は「待っていました」と言って抜け穴を指差した。
さくらが子供しか通れないような小さい抜け穴を覗くと、
さくらの羽根が氷柱の中に埋まっていて、それを子供たちが掘り出していた。
掘り終えると、子供たちはその羽根をさくらの元へと持ってきてくれた。
300年前、エメロード姫が子供たちを救う為に使った羽根を。
そしてカイルによって連れてこられた子供たちを家に帰してあげて欲しいとエメロード姫は言う。

そこへようやくカイルがさくらの前に現れた。
しかし「裸足のままでは怪我をしてしまう」という言葉で墓穴を掘った。
犯人でなければスカートで足が隠れたさくらが裸足であるということは分からないはずだ。
本性を見抜かれ、無理矢理羽根を奪おうとするカイルの前にエメロード姫が立ちふさがる!・・が、
カイルはエメロード姫がいないかのように通り抜けた。
エメロード姫の存在にすら気付いてないらしい。
逃げようとするさくらだが、カイルに捕まってしまった。
一足遅れてやっと小狼たちも到着した。
しかしさくらを人質に取られている為、うかつに動くことができない。
それに小狼たちもエメロード姫のことが見えないようだ。

300年前、子供だけがかかる流行病が城下町を襲った時、
エメロード姫の元にさくらの羽根が降ってきて、何故かその羽根の周りだけ病気が力を失う・・
だからエメロード姫は子供たちをこの城に招いたのだ。

真実を語るエメロード姫が見えるのはさくらのみ。
「幻との会話に付き合っているヒマはない!」と、カイルは短剣をさくらに振りかざした!!

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