◆◇◆(書き中)


走っていく、この街を、スピード上げて。喧噪が巻き付いてきて、離れていく。
「……お兄ちゃん」
「なんだ?」
「県境(ケンザカイ)、いつ行けるかな」
 お兄ちゃんは前を向いたままだ。風が千切れていくのが目に見えそうなくらい、一生懸命に自転車を漕いでいる。暮れゆく街の空気はやっぱり冷たくて、行き交う人は身体を縮こまらせているみたいだ。そんなふうに思って、気まずい沈黙をやり過ごしていると、ちょっと思案していたらしいお兄ちゃんが口を開いた。
「……慌てなくていい。お前は、まだ子供だからさ」
「知らなくても、いいことなの? ほんとうに?」
「ああ。きっと――お前がそういう年齢になるころには、もういらなくなる」
だからと。おにいちゃんは笑って。こっちを振り向いて、ヤヨイさんとペアのリングが薬指にはまってる、左手をわたしの手に重ねてきた。
「……式、もうすぐだね?」
「ん」
「もう、とっくにわかってたけど。お兄ちゃんの一番はあのひとなんだ……よ……ね」
「俺は家族を大切にするタイプだ」
「じゃあ奥さんだからヤヨイさ」「でもお前だって大事な妹だ」「……ん」
「9つも離れてんだ、やりにくいこともあるかもしれねぇ。けど、お前はずっと俺の妹だ。……大切だよ、ヤヨイとは別の意味で、だけどな」
「……うん」
 わたしはお兄ちゃんが一人前になったことを感じた。寂しくなって、重なった手を強めに握った。お兄ちゃんは握りかえし――

 た瞬間に光@@AAAAAAA風が吹PPPPbbbbbb視界ggggあつくていシたくてお兄ちゃニ[んの手お兄ちゃんの手あついいたフいお兄ちゃんのィ手お兄ちゃんのア手離さない離さ]%%ンなかったけれどもいたいいたいお兄ちゃんはいないいないBAAわ<たしの手シの内に文字通り手だけニ手だけ>手だけあったかかかかかフかくてやさしししししくてそィんなそんな>そんなうそなお兄ちゃんエな手シだKGAの[こてるパーツ局部ニだけのこてるお兄ヤちゃんお兄ちゃんお兄ちガレゃんdこdこDOこ***54****みつめればペアリング。やっぱりこの手の持ち主は。

「あ……ひいいいいいいいい! あああああああああああああああ!」
 仲良く握手してるわたしとお兄ちゃん。<そしてそれが最期。>腕以外的お兄ちゃん跡形残らず、消えました。辺りは炎の地獄絵図。

(ただれた焦点さよなら昇天そこらの商店ばいばいおじちゃん老若男女マヂデサヨナラ。まちがくずれていえがかげになってだれものこらない。爆発音は未だに響いて悲鳴も掻き消し皮膚は溶けて骨は砕けるわたしたち人間細工大量生産。赫いネ)

わたしは無傷のからだを抱え、
 螺旋を外して意識を手放す。

――――少女はハッカのry(仮)


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若気の至り(高校文芸部)
遊戯
タランチュラ
TheEndOfThatPlanetAndaBoyWhoKilledTheCancers.
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